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共通点はモンゴルの馬頭琴  絵本「スーホの白い馬」  ・  映画「ラクダの涙」 [絵本と映画]

CD  白馬の伝説 馬頭琴は歌う(キングレコード)
馬頭琴 草原と人物.jpg

絵本「スーホの白い馬」 絵 赤羽末吉  (モンゴル民話)再話 大塚勇三
大型本 横32センチ 縦24センチ
スーホノ白い馬 .jpg
モンゴルの草原の遊牧民のスーホは、ひろってきた白い子馬を大切に育てる。
数年後、領主が娘の結婚相手を探すために競馬大会を開き、スーホは成長した美しい白い馬に乗り、競馬大会で優勝する。
見開き(2ページ)に横長の1枚の絵が描かれていて、草原の広さや虹、競馬大会の迫力は満点である。
領主の娘との結婚は、スーホが貧しいことを理由に断られ、銀貨を3枚渡され、暴行されたあげく、白い馬をとりあげられる。
スーホは悲嘆にくれ病気になってしまう。
白い馬は、すきを突いて逃げ出し、スーホのところへ戻ってくるが、領主の家来たちの射た矢が、体中につきささって瀕死の状態だった。
白い馬は、看病の甲斐もなく次の日に死んでしまい、ある日スーホの夢の中に現れ、自分の体を使って楽器を作ってくれと言う。
そこでできた楽器が、白い馬の骨や毛を使った馬頭琴である。
スーホは馬頭琴を弾きながらいつも白い馬と一緒だった。
モンゴルには、ホーミーという特殊な歌がある。
馬頭琴の音色と共に歌われ、皆が喜んで聞き入ったに違いない。

★ホーミー(発声法) 1人の人間が、同時に2つの声で歌う。低音が基礎になり、倍音の高音を、上顎と舌で小さな穴を作って出す。名手ではない人も、やって見るとヒューイーと言うような高音を少しばかり感じることができる。



ドキュメンタリー映画「ラクダの涙」 
監督ビヤンバスレン・ダバー(モンゴル) ルイジ・ファロルニ(イタリア)
2004年日本公開 91分
ラクダの涙.jpg

四世代の家族9人が暮らしているモンゴルのゴビ砂漠での出来事。
家族は曾祖父母・祖父母・父母・子供3人(男の子2人と末っ子のかわいい女の子)
白いラクダの赤ちゃんを産んだ母ラクダが、2日間の難産のショックから苛立って育児放棄をし、子ラクダが近寄れば避けるので授乳が出来ないで困っている。
しばらくは、乳を搾って筒のようなもので飲ませていたが、授乳は充分でなく、白い子ラクダはだんだん弱りはじめる。
そこで、こわばった母ラクダの心を癒すために、馬頭琴と歌(遊牧民の民謡 オルテンドー)でフースの儀式を執り
行うことになった。
馬頭琴の名手を捜し出し、静かに流れるような哀愁を帯びた音色を奏でてもらい、母親が母ラクダをさすりながら朗々とした高音で心に沁(し)み入るような歌を歌う。
興奮して荒々しくなっていた母ラクダは、だんだんおとなしくなり、目から大粒の涙を流し始める。
しばらくして、母ラクダは落ちつきをとりもどし白い子ラクダにお乳を与えるようになった。

★オルテンドー(長い歌。中空に朗々と放ち、たたみかけるようにして森羅万象に共鳴させる。日本の追分や馬子歌のルーツ)


(;一_一) 時々リモートサーバーが応答しなくなることがあります。ブロードバンドネットワーク接続が出来ていないらしいのですが、2日~7日皆さまの所にお邪魔できない時は、不具合をサポーターさんにみてもらっている時ですのでお許しください。
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絵本「ドードーを知っていますか」(絶滅した動物たち)の中のフクロオオカミは、映画「ハンター」中の世界で一頭だけ生き残ったタスマニアタイガーなのか [絵本と映画]

映画「ハンター」の予告編の中の白黒の記録映画(タスマニアタイガーを写している)の中に、絶滅したと言われているフクロオオカミに酷似している動物が出てきた。
2頭とも名前が違うだけで見分けがつかない。
心の奥底から気になってしまうので、早速本編を見に行った。
フクロオオカミは絵本「ドードーを知っていますか」の中に絶滅した動物として載っている(カラーの絵)。
映画「ハンター」の中で、孤高のハンターに追いつめられる動物は、1頭だけ残った絶滅寸前の幻の動物タスマニアタイガーである。
背中の縞模様と耳まで裂けた長い口角(180度まで開く)は、フクロオオカミのものであり、また映画の中のタスマニアタイガーのものでもあった。
二つの呼び名は、同一の動物のものなのであろうか。

映画では、孤高のハンターが、生体サンプルの採取のために、オーストラリアのタスマニア島に生息していると言われるタスマニアタイガーを追いつめてゆく。
タスマニアタイガーは相手をしびれさせる特殊なものを持っているので、企業はそのサンプルが欲しいらしいがそれ以上の説明は映画ではなかった。

ある日、岩山の洞窟で、ハンターは、洞窟のそばに来ていたタスマニアタイガーに出くわす。
ハンターが銃を持って追いかけると、タスマニアタイガーは、ハンターの方にむかって美しい目を見開きじっとたたずむ。
そして一瞬下を向いた時に(人間らしいしぐさ)、銃で撃たれてしまう。
ハンターは、タスマニアタイガーを抱きかかえ、丁寧に埋葬し、企業側にはタスマニアタイガーはいなかったと報告した。

哀愁を帯びた孤高の瞳を持つタスマニアタイガーが、この世の中からいなくなってしまって、寂しくてたまらない気持ちになる。映画の中のあの瞳としぐさがが苦しい位忘れられない。


★絵本 忘れられた動物たち「ドード―を知っていますか」 福武書店には、絶滅したと言われている13の動物たちが載っている。ドード―は七面鳥よりも少し大きく、よちよちかけまわる飛べない鳥。インド洋のモーリシャス島に住んでいたが、ポルトガル人からドード―(おばかさん)と言う名をつけられ、オランダ人からは食料にされた。
ミイロコンゴウ(オウム科)、クアッガ(半分だけシマウマ)、オオウミガラス、バライロガモ、ハワイオーオー(鳥)、ステラーカイギュウ(体長が9メートルもあり海藻を食べていた)、メガウ(動作がぎこちなくて飛べない鳥)、ブローボック(青レイヨウ)、クリスマスジネズミ(クリスマス島に住んでいて8年間だけ生きていた。島中うようよすんでいた。いなくなった原因は、病気なのか天敵が現れたのかわからない)、リョコウバト、オーロックス(野牛)、ホウダレムクドリ(森林伐採と病気)、グアダルーぺカラカラ(タカ・毒薬と銃)、アカハシボソキツツキ



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