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賢治の嗜好品(1) 煙草 [宮沢賢治]

賢治は、1921年(大正十年)父親(町会議員)に紹介され花巻農学校の教師になった。
宮沢先生の授業は分かりやすく、教師を務めた4年4カ月の生活は「実に愉快な明るいもの」だった。
給料は百五円で、洋書購入や西洋音楽レコード、裸婦の洋画、一千枚の浮世絵・春画収集、楽器やレストランの洋食他に散財した。


父親の視点に立って賢治を考えてみると、どうしょうもないドラ息子であった。
家出をした時など、反抗しながらも、父親に金銭を催促する手紙を書き続け、父親の資金で「春と修羅」を出版した。(賢治文学「呪いの構造」)山下聖美より


父親は、羅須地人協会の時も賢治に分からないように裏から財政援助をしていた。
羅須地人協会は、教え子や地主クラスの息子たちなどの篤農集団や町の奇嬌好きの文化人の集まりだった。
(宮沢賢治殺人事件)吉田司より


東北砕石工場の時もすべて父親が賢治のために出資していた。
背後から賢治を支えていたこういう父親は、いない者にとってはありがたいものに感じられる。
賢治は、百姓の仲間入りをするのをやめ(止めざるを得なかった)結局、肥料を売るセールスマンになったが、作品には独特の心象風景が反映されなくなった。

賢治 喫煙.jpg
教員時代・煙草をたしなむ賢治(向かって左)
なんだかふわっとして、気が抜けていて、楽しそうです。
敷島.jpg
口付紙巻きたばこの銘柄 「敷島」(20本入・10銭)


★聖賢治のイメージを返上して、等身大にいつごろ戻どれますかね。
それにつけても幽霊や土地に住む怪奇なものたちをみる事が出来た賢治の能力は、どう説明すればいいのでしょうか。


賢治の嗜好品 (2)食べ物 (3)レコード音楽  ~つづく~

柴犬カンチの足跡日記 お土産大歓迎! http://blog.livedoor.jp/kanchi_m/

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